◇後部座席のフラット化◇


さて、お盆休みが近づいてきました。 連休といえば… 帰省途中の車中泊ですね(
行きの高速代だけ安く上げるために行っているのですが、これが楽しみになりつつあるという…(笑
自分のエルフはWキャブなので後部座席で楽々就寝… と行きたいところですが、
後部座席のシート幅は自分の肩幅より若干狭く、寝返りが打てないため割と疲れるんですよね…。

以前から静音化したり、仮眠カーテンをつけたりしてかなり改善されてきましたが、
後部座席を4t車にも負けない寝台へ改造すべくフラット化してしまうことにしました。

「4t車にも負けない」とか言ってますけど、
実際には車幅や天井までの高さの面ですでに負けてます… まぁまぁ…(苦笑


そんなわけで作業開始。ドアを閉めた状態でとりあえず足になる合板を置いてドアが閉じれるかをテスト中…。
いろいろと迷いましたが最も簡単な構造で、箱状のものを置くような感じで仕上げることにしました。

尚、座席はそのまま残した状態で製作していきます。
座席が無いほうがさらに広く作ることが出来るのですが車検の時に面倒なのと、
外したシートを保管する場所が無いので…。
シートを外したら乗車定員数の点で不正になっちゃいますし…(苦笑


足になる合板を左右に置いたところから寸法を取っていき、左右の橋渡しになる梁を切ります。
左右の梁に用意したのは2×4材。使い勝手がいいので昔レジアスエースのフラット化でも活用させていただきました(笑
変な切り方しているのは後ろの座席側で使う梁が17mmほどシートに干渉してしまったので薄くする作業中(苦笑
自分は昔から両刃ノコとカンナ、ドリルとジグソーで加工してます。
電動丸ノコとかルーターとかも欲しい所ですが、使用頻度がねぇ…。 本業は機械修理・組立ですし…(笑

 
梁の縦割りに結構時間がかかりましたが天板はこんな感じに。
しっかり体重を預けても大丈夫なように左右の梁のほかにも補強を入れました。
自分は寝相が悪いのでこれ位しておかないと不安で…(苦笑


とりあえず形にしてみたの図。このままでも布団敷いて寝る事は可能ですが、
せっかくなので後は天板に生地でも貼って…(笑



…あ、下側がデッドスペースになって荷物が積めない… やった後で気が付きました(爆
このままだと機能性が全く無いので急遽荷物の出し入れが可能なように改良することにしました。


そんなわけで天板の補強は1からやり直し(爆
新たに材料を追加して天板が開閉できるように改良します。
…改良とは言っても、見た目は大きく変わるわけではないので写真は割愛させていただきます(

 
天板の改良が出来た所で総仕上げ、新しい試みとしてウレタンを仕込んでみることにしました。
「座布団の中身だけ」というのを購入して、サイズをあわせてカットして敷き詰め。
右の写真が生地で包み込んで完成した状態。素人なのでこんなもんでしょう… という感じ(笑
生地はコスモスの青。軽トラ用に取り寄せていた物の余りがちょうど良いサイズだったので…(笑

…事務所の中で作業したので、周辺の関係の無い棚とかそういった部分はモザイク処理させていただきました(

 
開閉できる構造にするに当たって、天板にウレタンなんて仕込んだので普通に蝶番を付けただけでは開閉できません(
そんなわけで、市販のステーと蝶番を組み合わせて支点をウレタンと高さがそろう位置へ移動させました。
この加工が一番大変だったという…(笑

 
最後に車内で組み立てて完成。天板は上へパカ〜ッと大きく開く事ができます(笑
左右のドアを開けた状態でないと開閉できない点と、
ストッパーがまだ無いので開けたら支えをしておかないといけないのがネックですが、これで荷物の出し入れができるようになりました。
天板が空けれない場合も考慮して側板には開口部を設けてここからも物が出し入れできるようにしておきました。
使い勝手はお盆休みに帰省しつつ車中泊して様子を見てみようと思います。
側板に生地を貼らなかったのは、あくまで仮なので…。不満があったら改良する予定です(笑


…余談ですが、この細工をした後走ってみたのですが、
床との間に遮蔽物+ウレタンが入ったおかげか車内が静かになりました(笑
思わぬ静音化にも繋がってまずまず、といった感じです。


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