◇運転席&助手席のシート交換 その3◇


洗浄&復元が無事に出来たら後は車に組み付けるだけ、ですね。
「同じニューエルフ用」と言うだけで落札したところもあるので、
これで付かなかったら笑いものですが… これもまぁ何とかなるでしょう、と言うことで(爆

 
まずは運転席側を…。元の標準シートを外して、カスタムシートをあわせてみたら、
カスタムシートについていたレールが変形していてそのままでは使えなかったという…(爆

余談ですが、荷台がステン板貼りになりました。
同時に床板、縦根太、横根太、荷台締結方法なども車検取得直後の状態から改善しました。
これについては失敗やら苦難やらといろいろあったのであえて秘密にしておきます。
余裕も無い状態であれこれやったので過程の写真もありませんし…(申し訳ありません

と、とりあえず綺麗な床板だと即興の作業台になって良い感じです(ぉ


シートレール入れ替えの後、とりあえず運転席だけ無事に交換完了。ほぼポン付けでしたね…(笑
肝心のすわり心地は… その内わかるでしょう。この時点ではまだ運転してないし(爆


続いて助手席・センターも。写真だとちゃんと付いているように見えますね。
でも背もたれが両側グラグラで使い物になりません(爆
その2」の終わりの時点でも気にしてはいたのですが、
センターと助手席の背もたれの中間には専用ブラケットがやっぱり必要なようです。
元々のシートは助手席とセンターの背もたれが一体になっていたため、
この2つに分かれたシート用のブラケットが無いんですよね…。

さて困った…。



そんな中、ふと元のシートの片側を支えていたブラケットをあてがってみる… なんとぴったりでした(
ちゃんとフロアマットをめくってみたら車体側には取付け穴が開いているので元のブラケットが使えそうです。
ですが、この状態では助手席はしっかりしてくれますがセンターシートは支えてくれません。


とりあえずブラケットをつけた状態で背もたれ間の隙間を確認。 …うん、どうにかできそうです。
思い切ってこの元のブラケットを改造してしまうことにしました(笑


で、溶接されたピンをリューターを駆使して取り外し。意外と簡単に取れてくれました(笑
さて、この片側だけ出たのピンの変わりに両方へ出たピンを作らないといけませんね…。
ちょいちょいとCADを使ってブツを設計して…

 
近場でお世話になっているお客さんの元へ。
何度も修理で訪問しているうちにそこの社長とはお友達のような関係になってしまってます(爆
LINEで写真を送って相談した所、ピンの作成を快く受けてくださいました。感謝です!
溶接しても良かったのですが、今回は穴を少し広げてM14細目ナット3種で固定する方法にしました。
この穴を広げる加工も、リューターで削った荒々しい面も道具を少々お借りして仕上げ(笑
さすがに15.0mmのドリルは無いですし、ペーパーサンダーも無いので…。ペーパーサンダー、欲しいです(爆

そして右が組みあがった状態… ですが、これは逆に組んだ写真ですね…。後で車に組み込んだ時に気づきましたとさ(爆


加工したブラケットを組み込んで、背もたれがガタガタしないことを確認してようやくすべてが完了しました。
入手した時点ではシートの色が良くわからない感じでしたが、分解して洗ったおかげで綺麗な青色に戻ってくれました。
これで車体色、座席、おまけに遮光カーテンも全部青色になってしまいました(爆
良かったんだか、なんなんだか… 思い切ってシャーシも内張りも青に塗ってしまうか? いやいや、それは無いな…(笑


さて、肝心のすわり心地や使い勝手については…。
まず運転席。クッションが純正と比べて圧倒的に良いです。
布地なので滑りにくく、背もたれがセミバケットのようになっているので体が保持されて良い感じです。
長距離をそれなりに乗っても疲れにくくなりました♪
正直「トラックのシートなんて…」と今まで考えてましたが、これからは考えを改めなければいけないようです(笑

助手席側もすわり心地は上々、背もたれが別々に倒せるようになりました。
これで今までの仮センターコンソール(と言う名の100均のプラケース)とはおさらばです(笑
後日、センターシートの背面にとりあえず安いドリンクホルダーを2個くっつけておきました。
ちゃんとドリンクが保持されるのはやっぱり良いですね。カップコーヒー置いても安心して走行できます。


センターシートの背もたれが分離できるようになったことで、内装計画もようやく次の段階に移れそうです(笑
何をするかは… 普段の仕事量が落ち着いてきたら時間を取ってじっくり…。
その内わかるようになると思いますので期待しないでお待ちを…(


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