◇エアータンク&コンプレッサユニット作成 その6◇


◇第5章 そして完成へ…◇
いよいよ完成も見えてきました。あとは仕上げです。


仮組みで全体が確認できたので、ここで一度分解して無塗装部品や錆が心配される部品を塗装。
鉄部品は下地+黒塗装を、ステンレス部品の裏面(鉄と接触する部分)は常温亜鉛メッキにて電解腐食対策を…。
相変わらずのヘタクソ塗装ですが、ただのステーなので塗装面の仕上がりは特に気にしないことにします(
大事な事は「剥がれない」という事ですから(キリッ) …なんてね(笑

すべての部品が塗装できたら1週間ほどサンバーの荷台で蒸し焼き(笑)にして…。

 
車両へ搭載して組立、そして完成の図。銅パイプ配管を多少修正したくらいで干渉も無く、無事に搭載できました。
タンク本体よりもステーの方が重いですが、まぁまぁ…(笑

配線もすべて接続し、いざ動作確認。 写真じゃわかりませんが結構いい音します、このコンプレッサ(笑
…圧力が0.9MPaまで上昇でコンプレッサー停止、圧の低下で再始動、と正常動作。ほっと一安心です。
このサイクルがちゃんと機能しないとどこかが故障、または炸裂して爆弾みたいになってしまうので…(


ちなみに、自作コンソールのスイッチでエアホーンと電子ホーンの切り替え、
コンプレッサの有効無効、排気バルブの有効無効ができるようにしてあります。
コンプレッサモーターが回っている間は赤ランプが点灯、排気バルブがONするとその隣の赤ランプが連動して点灯します。
…走行中は視認できませんけどね(爆
あ、スイッチとランプの接続先が増えてきたのでテプラで表示をしてみました。
まだスイッチ2個と赤ランプ1個が空いてますが…何つなごうかな(

…写真はありませんが、ついでに運転席側にエアホーンを取り付けて配線&配管。
エアホーンでのラッパコールできるようになりました。…音量はかなり大きいのであんまり鳴らしませんが(
ちなみに接続ホースはすべてBSのオレンジホースを使っています。
が、悪目立ちしてしまうのでコルゲートで覆って隠しておきました。
NIKKENでも、キタハラでもない、JETでもない、どっかの輸入物でもない、
とある国内メーカー製のお高いヤンキーホーンを装着していますが、
目立たない塗装色なので、ぱっと見ホーンがついている事に気が付かない仕様です(


ユニットに作業灯のスイッチも取り付けてあるので作業灯も仕込みました。
これで暗闇でのエアー接続作業もぬかりなく…。
作業灯は無駄にクリアの星形バスマーカーランプにしてみました。申し訳程度のデコトラ要素です(笑

排気バルブもユニットにこっそり付けたテストスイッチでちゃんと「キシューンシューン…」と2度鳴きしてくれました。
バルブの2次側のホースは付属の20m赤ホースをそのまま使っています(※常○美装でバルブは調達しました)
多少音が長い気がするんで今度ホースの長さを短くしてみようか… そんな事を考えながらとりあずひと段落です。
ちなみに… 排気バルブを5回連続で鳴らしてみましたが… コンプレッサ回りません。
10回目くらいでようやく作動する感じです。ほぼ狙い通りです(ニヤリ
コンプレッサが回っていても安定して音は出せますが、
あまり鳴らしすぎてるとバッテリーが心配なので程々に、と言ったところでしょうか。
…う、ここに来て新しい問題が… …あまり考えないようにしよう、うん(苦笑


◇あとがき◇
…と、言う訳で久々に「物を作ったな〜」と感じられるモノを自作しました。
こだわらなければ全く必要のないユニット(笑)ですが、完成した時の充実感が好きでやめられないんですよね…(笑
仲間内からは「これ量産して売れるんじゃね?」って言われましたが、
安全保証ができないので当然量産もしないし売りません。ただの自己満足ですから…(爆

…実は、あと排気ブレーキと排気バルブを連動させる配線が未完成なので、
ここを次はちゃんと仕上げたいところですが… 車両配線図を入手して確認した結果、ちょっと難易度の高い事に…。
それについては次回のレポートで上げようと思っていますが… 果たしてちゃんと動作するのだろうか…。


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