ネットでいろいろと調べていると、どうも吸気系に難点を持っているようで、
ブローバイガスをエアクリーナーの手前に戻す構造になっている為、
クリーナーがオイルを吸ってベタベタになって吸気が悪くなって燃費悪化につながるようで…。
車両構造上、止むを得ない部分もあるようですが、
特に高速走行が多い車だと汚れもひどくなるらしいので点検してみることにしました。
と、言うわけでエアクリボックスをオープン。
まぁたかが7000kmだし大丈夫だろう、と甘く見ていましたがエアクリをめくった時点で怪しい雲行きに…(
ボックスの底。いわゆるフィルターの手前なのですが、
すでにブローバイのオイルがしっかり溜まってます。
嗅いで見ると、オイルのような、ガソリンのようななんとも言えないかほりが…(
他にも吸い込んだ砂埃？も溜まってなんとも言えない状態に(汗
エアクリの吸気側。すでにオイルをたっぷり吸ってギトギト(汗
最近上り坂でのパワーがなんとなく落ちてきたな…と思ったらこれのせいだったのかも(苦笑
まずは現状を把握したので早急に対策が必要、という結論になりました。
ひとまず応急処置としてエアクリボックスをパーツクリーナー+ウエスで清掃し、
エアクリを乾いたウエスでぬぐっておきました。効果はあるのかどうか分かりませんが…(
ひとまずこの日は作業終了。抜本的対策はまた後日に…。
翌週の金曜日。
修理を終えて事務所に戻ったところで、事務所の前に車を移動させてごそごそ(爆
仕事で使っている作業灯が非常に役立ちました(ぉ
ブローバイガス対策に用意しました。中国製の安いオイルキャッチタンクです(爆
いっちょまえにセパレーター内蔵なので効率が良さそう…ということでこれにしました。
フィッティングパーツ同梱との事でしたが、果たして…(
タンク本体はエンジン本体とマフラーの間のスペースに固定。
エンジンのヘッドカバー～エアクリ間のゴムホースを取り外し、
変わりのホースでキャッチタンクを中継するように配管。
付属のホースとは別に内径12mmのホースとそれ用のバンドを用意しておいたのですが、
付属品は細すぎて使い物にならなかったので、用意して正解でした(苦笑
なおタンク固定には付属のステーとバンド、市販のステンレスステーを使用しましたが、
これがイマイチか弱いので今度取付を見直します…(
エアクリ側。純正ホースを固定していた部品等がぴったりだったのでそれらを使用しました。
これで色が黒ければ純正に見えるんですけどね～(苦笑
中にオイルが流れたら分かるから結果オーライ？(
ちなみにキャッチタンクをつける前に、前回の応急処置後の経過を確認したところ、
塩尻市～和田峠経由～上田市(歌麿FC信州店)の往復だけでこんな感じに。
山道走行はけっこう吹くんですかね？良く分かりません(
もちろんキャッチタンク装着後の経過確認のためにも再び清掃しておきました。
ちなみに今回はエアクリーナーは交換せずに、
パーツクリーナーでひたひたにしてオイルを洗い流し、1日かけて乾燥させておきました。
…劣化してバラバラになるかも、と思いましたが劣化しなかったのでOK、ということで…(
その後の走行で吸気性は明らかに良くなったようですが、
状態が状態なので今度交換します(
さて、効果の程を確認するために18日に諏訪市を経由してビーナスライン～和田峠旧道を走行してきました。
エアクリ洗浄の効果はかなりありましたが、キャッチタンク装着に関しては短期間では分からないようで…。
とりあえず今後、経過を観察していきたいと思います。
