◇冷却水交換◇


総走行距離が25000kmを超えました。
エンジンオイルはマメに2500〜3000kmごとに交換してきました。
デフオイルとミッションオイルは昨年の車検時にディーラーにて交換してもらいました(
ですが、今まで一回も交換したことの無いものが一つ…。

…と、言うわけで今回別の目的もあったので冷却水を交換してみることにしました。
なんにしても初挑戦です。闇雲にやったのでは失敗するだろうな〜。
まずはネットであれこれ調べてみることに。
すると、

   ・サンバーは他の車に比べてエアが抜きにくい
   ・バンやワゴン(ディアス)に比べ、注水口の位置の関係でトラックのほうが難易度が高い
   ・数々の失敗談(爆

…などなど、「素人はやらない方が良い」的なものばかり出てきました(苦笑
要は、リアエンジンであるがためにエアーが抜けにくいというのが一番のネックになっているようです。
でもやらないと「別の目的」が達成できなくなってしまうんで
あれこれ計画を練った上で作業することにしました。


物品をそろえたところで作業開始。下に入らないといけないのでジャッキアップします。
このとき、なるべく車体が水平になるようにしたほうが良いようなので、
フロントは今回新たに導入したステップ、リアにはウマをかけて水平を保つようにしました。


続いてラジエター下部のドレンコックを緩めて冷却水を抜きました。
そのまま緩めてしまうとロアアームの付け根にバシャバシャかかって飛び散るんでエアホースを取り付けました(笑
一応冷却水はエンジンオイル同様、そのまま流すわけにはいかないので回収します。


冷却水が抜けきるまでの間にエア抜きのキャップを外していきます。キャップは全部で2つのようです。
エンジン側は上の画像中黄色矢印の部分に青いプラのキャップ。

 
フロントは運転席足元のカバーを外すと黒いゴムキャップがあります。
ケーブルがいっぱいでカバーが外し難かったですが、普通の車ならアンテナ線だけなんで外しやすいと思います(苦笑


さらにエアコンのレバーをホット最大へ。これを忘れると失敗してオーバーヒート…という事態になるようです。


エア抜きキャップをすべて外してエアコンのレバーをホット最大につつ、
冷却水が抜けきったところで新しい冷却水を…。
希釈して使うものもあるようですが普通の水道水を入れるとまずいらしいので、無難に希釈済みのものを用意しました。
これを上のジョッキに移してラジエターから注水するわけですが、
ペットボトルを加工した漏斗を使います、ってかサンバーでは必須ツールのようです。
これがあるとエア抜きが楽になるとの事で準備しておきましたw


ペットボトルの口とラジエターキャップの部分の径をビニールテープで合わせてしっかりはまるのを確認したうえでゆっくり注水…。
そして最終的には各エア抜き穴から冷却水が出てくるまで入れていくわけですが、
そのまま何も付けずに入れていくとエンジンルームは冷却水まみれになるわ、運転席もびしょびしょになるわ…。
…そんな事態を起こさないためにも適当なホースをつないで回収できるようにしておきました(笑
このときエンジン側のエア抜きホースは上に向くようにしておくとエア抜きがしやすいです。

ちなみにどれくらいまで入れるのがいいかというと、
「チョボッ チョボッ 」ではなくて「チョロロロ…」っと出てくるまで入れてやるのがコツっぽいですね。
出てきたらエア抜きキャップをすべてはめます。
先にはめたホースを外す際に冷却水がこぼれないように気をつけましょう。
最終的には漏斗に少し冷却水がたまる状態まで入れます。
…が、上の画像くらいになるまで入れると入れすぎのようです(
後でスポイドを使って抜く作業が発生しました(爆

そして上の状態のままとりあえずエンジン始動。
1分ほどで水位が下がってきますんで、下がったらラジエターの口元まで入れてラジエターのキャップを閉めます。
普通の車ならここはキャップをあけたまま、減ってきたら随時補給して…という流れになるのですが、
サンバーの場合、冷却水が沸騰して噴出してしまうので絶対にキャップしなくてはなりません。
そしてしばらく暖気をするのですが、ヒーターONの状態でアイドリングしていると3分もしないうちに熱風が出てくるようになります。
これがエアーが正常に抜けているかどうかを見る確認方法のようです。
もし、いつまでたっても温風が出ないようであればエア抜きをやり直さなくてはなりませんのでご注意を。
そのまま走るとほぼ間違いなくオーバーヒートになるとの事です…。

数分間待った後、サーモスタットが開いてラジエターがしっかり熱を持ったところでエンジン停止。
1時間ほど待ってエンジンがしっかり冷えたところでラジエターキャップをあけて液面を確認。
減っているようなら再び口元まで補充、
そして運転席側荷台下のリザーバータンクに冷却水をFULLまで入れて作業完了。
最後の方は写真を撮るような作業が無かったので写真無しになってしまいました(爆

とりあえず次の日に近場をあちこち行ってきましたが、
オーバーヒートする兆候も無く液面が下がったりすることも無いので、どうやら一発で成功したようです(笑

難易度の高いサンバーの冷却水交換ですが、
道具をきちんと用意して落ち着いて作業すれば大丈夫… でした(
でも、何かイマイチ自信がもてないのでしばらくは液量を確認しながら運転しようと思います(爆


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