◇リアフェンダー+ステップガード+ホイールマーカー取り付け その2◇



帰宅途中の和田峠旧道接待前にて撮影したこの写真ですが、
無事に点灯しているように見えるこのホイールマーカー。
何が問題なのかというと…?

車を引き取った日は日が暮れるまで待ってから帰宅しました。
その道中で早速点灯させてみたのですが、
クラッチを切ったり、下り坂等でエンジンブレーキをかけたりすると
点灯しなくなるという事実が判明しました。
60km/h、5速で巡航中もアクセルを緩めるとちらついたり… どうやらアース不良のようです。
リフトアップされた状態でギアをつないで点灯させたときは問題なかったのですが、
やっぱり負荷のかかる実走ではあれこれ変わってくるようです。

…というわけで、翌週早速改善作業に取り掛かることにしました。
とりあえずジャッキアップしてホイールを外して…。


…ついでなので構造についても紹介しておきます(笑
マーカーそのものを固定するステーはホイールスペーサーと同じように、
ホイールの間に挟みこんで固定しています。板厚はステンの1.2mm。
端面振れ、マーカーの振れが出ると何かと問題になるのでレーザー加工で仕上げられています(爆
接点リングと接点ブラシは共に「鍛冶屋」製。リングは少し加工して使っています。
接点ブラシのブラケットはどう見てもすごいの一言… これはお勧めです(笑


で、アース不良の原因を探りに入ります。
とりあえずマーカーのステーとブレーキドラムとの導通を測ると、これはほぼ0Ωで問題なし。
ブレーキドラムとハブ(ハブボルト)間も同じくOK。
ところが、ハブとボディーアース間を計るとなぜか5MΩ前後になることがちらほら。
ブレーキのバックプレートとの導通を探っても、良くなって10kΩ前後という微妙な抵抗値に…。
どうやらこれがすべての元凶のようですが、これだとアース線をただ増やすだけでは解決しそうにありません。

 
いろいろ悩んで、とりあえずブレーキドラム自体からアースが取れないかを実験してみることにしました。
実験なので適当な圧着端子にワイパーゴムの骨を曲げたものを圧着して、
ドラムの塗装を一部剥がして当ててタイヤを組み込んで、晩飯を買いに行くついでに試走…。
どうやらうまくいって、マーカーのちらつきは一切無くなりました。
ですが、このままだと「仮」ですし、なにしろシャーシャー音が出て気になります。

 
後日、ホームセンターでピアノ線の0.35mmとステンのLアングルを購入。
ブラシを作ってアングルに追加工を施してこんな感じに。
ブラシは鍛冶屋製のブラシをまねしてみました(爆
ドラムを手で回して変にずれたりしないことを確認した上で耐熱グリスを塗布して完了。
シャーシャー音も無くなり、マーカーのちらつきも無くなって良好となりました。

ようやくこれですべての作業が無事(?)完了しました。
なかなかうまくいかない部分も多々ありましたが、一通り形になったので良しとします。

次は… 何をやろうかな? 電球の部分でもLEDにしていこうか…悩ましいところです(


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