◇電飾類のプチリニューアル その2◇


さて、作業が比較的簡単なLED化は完了しました。
残るは光り方の納得いかない角マーカーを改善していきます。
いわゆる魔改造…ってやつになるのかな?(
変更する角マーカーは前後の車高灯と箱上マーカー… 全部で20個。
さらにサイドウィンカー取り付け位置を変更するための細工をします。


…で、歌麿信州店にて特別に取り寄せてもらったブツ。
一見するとただの角マーカーのようですが…?


ひっくり返して、分解すればこのように。
左が「デベソ角マーカー」、左が枕球タイプの角マーカーです。
デベソはサイドウィンカーにするべく購入。 枕球タイプは… 魔改造するためのベースです(


今までガゼットの穴につけていたサイドマーカーをデベソマーカーに変更、
サイドウィンカー化するのでまずはステーに追加工を…。
デベソマーカーの裏にはソケットが盛大に飛び出しているので、
それに対応する逃がし穴(直径30mm)をあけ、マーカーの頭を少し飛び出させるためにステーを切って縮めます。

 
そしてマーカーをステーに組み込んで格好にしました。
…ですが、そのままつけたのでは電球のピン穴から水が盛大に進入してしまうので、
ビニールテープと熱収縮チューブで防水加工を施しました。
ちなみにこのマーカーランプ、光り方は綺麗なんですが、
取り付けが難しいんであまり流通してないんでしょうね…(苦笑



さて、続いて枕球タイプの角マーカーを魔改造(笑)します。
「従来の電球式に近い色合いで光り、なおかつ省電力」が今回のテーマです。
市販のLED球を使用すると白が強過ぎるせいか、
黄色は本来の色ではなくレモンイエローになってしまいます。
そこで取り合えずLEDユニットを作って上のような感じで取り付けました。

 
今まで使用していた「普通の角マーカー+JETのLEDバルブ」と比較。自作ユニットには電球色LEDを使用しました。
写真の具合だとJETのLEDの方が遥かに明るくみえますが、実際明るいです(ぉ
自作のほうはちょっと暗い感じ… ですが、問題になるほど差は無いのでOKとします(爆

 
そしてレンズをかぶせて車に取り付ける予定の2色で光り方のテスト。
ほぼ狙ったとおりの色合いと光り方になりました。 JETの奴だとだいぶ色が抜けて見えます。
角マーカーのガラスレンズは色の個体差が激しいので、
少しでもムラがあると目立ちますが白のLEDだと余計に目立ってしまいます。
つまり誤魔化しが利くように(ぉ
…もちろん組み立てるときはレンズをじっくり選定しますが(

 
おまけで緑のレンズが1個だけあったので参考に。
「普通の角マーカー+白LED」だと半分が綺麗に光らないのが顕著に出てしまいますね…。
色も緑じゃなくてエメラルドグリーンみたいな薄い色になりますし(

 
試作品2個を作成、車両に取り付けてテストした結果良好だったので量産へ。
今まで使用していたスタンダード角マーカー18個を分解し、
新たに購入した枕球タイプと部品を入れ替えたり、レンズを選定したり…。
ちなみに枕球タイプは元々前開き構造になっていますが今回の改造でユニット化してしまうため、
前開きではないスタンダードタイプへ改造する必要もあります。
ですが、スタンダードのマーカー内に使われているスペーサーを
そのまま移植してしまうとレンズがうまく固定されないので、
真鍮パイプをパイプカッターで切り出して専用スペーサーを作成しました。

 
18個分のスペーサーが必要なので36個。 試作品に使用した物も含めて全部で40個。 …しびれます(
スペーサーができたら後は自作のLED基板を枕球ベースの変わりに固定、
隙間という隙間をコーキングで埋めて防水加工をした後、取り付け穴にボルトナットで固定して一晩以上放置。
…レンズは今まで使用していたスタンダードタイプの18個と新たに購入した枕球タイプの20個、
さらに手元にあまっていたデラックスタイプの10個を合わせ、その中から色ムラが無いものを選別して組み付けました。
結構不良率が高いんで困ったものです…。

ちなみに枕球角マーカーを注文した際12V用で注文しました。 なので、元々は12V5Wの枕球が付いてました。
そこで自作LED化したものと比較点灯させてみたところ、枕球の方がはるかに明るかったという事実(苦笑
電力に余裕があればそのまま使えるんですけどね…(苦笑


その3へ


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