◇空圧機器改良+α その3◇



さて、「その3」の最後に出てきた排気ブレーキバルブですが、
当然トラック用の部品(ふそうの純正部品らしいです)なのでDC24Vを入力しないと動きません。
そこでまずはDC-DC昇圧型コンバーターを…。良い場所が無かったので運転席シートの裏へ(苦笑
こいつはDC12Vを入力すると約28Vの電圧を出力します。

…「あれ、電圧高すぎね?」と思った方。
一般的にトラックなどの24V車ではオルタネーター発電時は28V近い電圧が出ます。
同じように12V車でもオルタネーター発電時は15V近くまで電圧があがります。
高そうに思えて、実は理に適った電圧、というわけです。
今回動かそうとしている部品はふそう純正品らしいので、電圧は問題無いということになります。


…話がそれました(爆
先ほどのDC-DCコンバーターからの出力は一旦制御ボックスへ引き込んで、リレー2個を使って制御します。
空きリレーが1つあったのでそれを利用して内部回路を変更、
一つはブレーキでON-OFF、もう一つを手元のスイッチでON-OFFするように改造、
手元のスイッチがONで、なおかつブレーキを踏まないとバルブが作動しないように配線しました。
電圧や電源の種類が異なっていてもリレーを使えば制御が可能になる… リレーって素敵ですよね(謎

 
さて、今度は「キシューンバルブキット」付属のホースを仕込みます。
本来は付属のホース継ぎ手に差し込んだ後、ホースバンドで固定するのが筋ですが、
あらかじめ車両へ仕込んで、片側をカプラー接続に改造してしまいました(笑
こうすることで、空圧ユニットを外しても19mもあるホースを簡単に切り離して車両に残したままにできます。
音に変化が出るかも知れませんが、それはどうなることやら…(爆

…下準備ができたので、いよいよユニット搭載へ。


さて、いよいよ搭載… といってもいきなり乗せてしまうわけにも行かず、
まずは仮配線でコンプレッサーを動かして空気を満充填した状態でリークテスト。
絶対数箇所は漏れてるだろうな… と思っていたのですがこの時点でのエア漏れはなんと無し。
…かと思ったら2、3日してからわずかに漏れはじめるという嫌な症状が(苦笑
リークフォーマーが付いたままだとあまりよろしくないのでジョウロでさっさと水洗い(笑
早速車両へ組み込んで配線接続、ホーンの取り付けをすこし修正して…。

 
完成形。キシューンキットの19mホースはちょうどコンプレッサーの陰になって悪目立ちせず、
配管等に不自然な箇所も無く、ばっちり決まりまりました。
コンプレッサーに仕込んだ防振ゴムの効果は予想以上で、
車内にいるとコンプレッサーが回っていてもわかりにくいです。
走行中はまったくわかりません。 …これはこれでちょっと厄介?(苦笑
今度動作確認のランプでも追加しようか…(

…計画始動から約2.5ヶ月もかかってしまいましたがようやく完成しました。
ただ、当初思っていたものより相当大げさな代物になった上、
もはや車の部品ではなくなってしまったような気もします(苦笑

…ちなみに満充填でキシューンを一回鳴らすとコンプレッサーが回りだします。
19mのホースの容積を大体で計算してみると約750mlになるので、
ホースの膨張を含めると大体約1L消費するようです。
…あまり調子に乗って鳴らしまくらないように注意して使います(爆

あ、どんな音なのかついては…秘密です。 とりあえず良い音してます(謎


〜シャーシマーカーもどきのその後〜

残念なことにコンプレッサーのカバーと干渉するため取り付けできなくなってしまいました(爆
…まぁ元々今回の改造が終わったらLEDチューブを廃止して
別のものにする計画があったので、ちょうど良いような、悪いような…(苦笑
とりあえず次はこれをいじることにしよう、うん(爆


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