◇後部座席フラット化のやり直し その1◇


 
さて、以前このような形で後部座席を贅沢にフラット化するベッドを作成しました。
下側がデッドスペースにならないように開閉式にして側面から物の出し入れも可能なように…
という構想だったわけですが、いざ実際にしばらく使ってみたところ、
  @天板が重く、開閉するのに実は結構力が要る。しかも左右両方のドアが空いていないと開閉出来ない。
  A何か物が載っていると降ろさないと開閉出来ない。
  B側面の穴が小さく、物が出しにくい。
  C車検のときの分解に手間がかなりかかる。
  D車検のときにばらしたベッドを仮置きする場所が無い(苦笑
  E横にはなれるが足が一切伸ばせない(爆
…と言った感じで非常に使い勝手が悪いということが判明しました。
いや、Eに関して言えば元の座席だけの状態に比べればかなり寝やすいですけど(笑

そんな実績もあり、実は2年間ほどは組み立てられずにアパートの部屋の隅で眠っていました。
でもせっかくの趣味のWキャブなわけですから広々と自由に使いたい…。
というか、ちゃんと組んでアパートの部屋を片づけたい(笑
そんなわけで構造を見直しつつ改善してみることにしました。

 
…と言う訳で、早速必要な材料を少しだけ購入して適当に…。
後部座席側の幅と奥行きは広げようが無いので… 今回は思い切って助手席までかぶせるようにしてみます。
当然、シートは残したままにしておきます。 …聞いた話では助手席が無いのはかなりNGらしいので(
ぱっと見、このまま足を付けて高さを合わせてもよさそうですが…。


ダッシュボードとの隙間が当然空いてしまいます。 …空いてても支障はなさそうですが(笑
このままの形状で仕上げるとかっこ悪くなりそうなのでダッシュボードの形に沿わせるようにします。

 
とりあえず適当に寸法を取ってジグソーでカット。若干合っていないですね… 想定内です(


で、少しずつジグソーで削り取るようにカットしてダッシュボード形状に沿わせました。
今思えばもう少し隙間を付けても良かったかも?
生地でマット状にした時に余裕がある予定だったのですが、結構カツカツでした。まぁまぁ…(

 
形状が決まった段階で補強を両端に入れて、前方の足を作成。

 
前方の足はこんな感じ(左側)。
元のベッドから使わない部品を流用して再利用したので不格好ですが、外からあまり見えないのでOK(
簡単に取り外し出来るように上の天板に差し込むような構造にしてみました。意外と動かないんですよね、これ(笑
右の写真は前後方向の水平を出そうと水準器を置いてみた、の図ですが、
もともとトラックは前方が低くて当然なので全く意味なかったですね…(笑


ドアを閉めてみた、の図。全く余裕が無いですね… あとで幅を5oだけ切り詰めました。

そんなわけで、まずは助手席側のフラット化ベースは形になりました。続いて後部座席へ移ります。


〜その2へ〜


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