◇分電盤製作 その1◇


以前の愛車での経験ですが、電飾類の電源線をバッテリーからその場その場で配線してました。
が、年数が経つにつれ配線系の劣化等によるトラブルが続出し、
その際にきちんと管理していなかったせいで対応にものすごい時間を要して苦労した事がありました。

そこで、次の車には分電ボックスを作って…という計画を昨年の4月ごろから練ってました。
本来はエルフのWキャブ車を購入したら…と思ってましたが、
転勤等で車が変わってしまったのでサンバートラックで実施することにしました。


大まかな配線図。実際にはリレーの配線等があるためかなり複雑ですが訳が分からなくなるので省略(
テールランプの線からスモール、ブレーキ、バック、左右ウィンカーの信号を、
キャビンのシガーライターからアクセサリー電源を制御箱経由で分電箱に入れ、
それぞれの信号でリレーを開閉させる構造にしました。
あくまでも純正ハーネスは傷めないように…というこだわりです(

とりあえず最初は大本の本体となる「分電箱」から製作します。

まず用意したのはスバル純正オプションの「ロッカーセット」。
ディーラーにて取り寄せてもらいました。
本当は歌麿信州店にてステンレスのワンオフ工具箱とかを作ってもらってもよかったのですが、
取り付けが無難な物を選んだわけで…(爆

そのままでは防水性ゼロの為、蓋にパッキンを貼って蓋からの浸水を防止。
最初はどうかと思いましたが、高圧洗浄器にも耐えれる防水性が確保できました(爆
 
このボックスは外周がスポット溶接なので、隙間からの浸水を防止すると言うことでコーキング処理しました。
きちんと脱脂してからやらないと長持ちしません…。
なお、取り付け穴は車体に組み込んだ際にコーキングします。今から塞いでも意味がありませんから(当たり前
そして、完全にシリコンを硬化させるために1週間ほど放置します。表面だけなら1日で硬化しますが、
中までしっかり硬化させてから次の作業に移りたかったので…。


シリコンが完全に硬化した後で、あらかじめ用意しておいた設計図通りにドリル+ホールソーで加工。
防水対策の意味がないように思えますが、小さい穴には部品を組み込んだ際にコーキング処理を施し、
大きい穴は電線の引き込み用の「防水型ケーブルキャップコン」と言うものをつけるので問題無ありません(
なお、切り口には塩カル対策の防錆タッチアップを施しました。

以上で箱の準備は完了。次は中に組み込む物を準備していきます。
その2へ


カスタム日誌(サンバー編)TOPへ戻る

TOPへ戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送